九州大学大学院システム生命科学府

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DIVISIONS

生命物理工学

原 一広
(はら かずひろ) 教授 伊都地区
教授
大学院工学研究院 エネルギー量子工学部門

生体を構成する物質の中には、小さな環境変化に対して大きく構造や性質を変化させるものがあり、生体の独特の特性の起源となっていると考えられます。私達は、この興味深い特性が生じるメカニズムの解明する為にハイドロゲルやハイドロコロイド等をモデル物質としてシンクロトロン光や中性子などを用いたナノ構造の解明などの手法により研究を行なっています。また、単に機構解明に留まらず、その特性を活用し、現在社会的関心事となっている環境問題や資源の枯渇問題の解決に資する機能性材料の開発も行なっています。

九州大学システム生命科学府の生命工学部門生命物理工学(原)研究室についての紹介動画です。

岡部 弘高
(おかべ ひろたか) 准教授 伊都地区
准教授
大学院工学研究院 エネルギー量子工学部門

生体は複雑な系ですが、粗視化して単純化することで理解できる場合があります。このような物理的視点から研究を行います。現在の研究内容は、活性酸素由来のバイオフォトンと呼ばれる極微弱光を測って生理状態を診断する手法や、人工筋肉の候補であるソフトマターアクチュエータの開発です。