九州大学 大学院 システム生命科学府

あいさつ

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あいさつ

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大学院システム生命科学府長

片山 佳樹

九州大学大学院システム生命科学府は、「医学・生物学」と「情報科学・工学」という複数の素養を持つ学際的な人材を養成するために、平成15年4月に発足し、その後、平成20年4月に再編成を行い、現在の5講座編成(生命情報科学講座、生命工学講座、生命医科学講座、分子生命科学講座、生命理学講座)になりました。

システム生命科学府の特徴として、(1)5年一貫制博士課程(博士前期課程相当D1、D2、博士後期課程相当D3、D4、D5)の学際的、融合的大学院である、(2)基礎から応用に渡る広範な生命科学を包括する教育組織をつくり、5研究院(システム情報科学研究院、工学研究院、理学研究院、医学研究院、農学研究院)、2研究所(生体防御医学研究所、マス・フォアインダストリ研究所)、1センター(稲盛フロンティア研究センター)、及び1教育院(基幹教育院)に所属する教員が教育を担う、(3)多様な分野からの出身者に学際教育を施すため、出身分野とは異なる分野の基礎知識を習得させ(たすきがけ教育)、その後、専門知識の深化を図る、(4)生命倫理学を必修科目とする、などが挙げられます。

なぜ、このような生命科学に関する学際的大学院教育が必要なのでしょうか。現在、世界的に多くの社会システムが行き詰まり、新しいシステムが求められています。産業においても、石油を基盤としたこれまでの産業体系は根本的に変革が求められています。特にわが国を始め、世界中の国々で高齢化が進み、健康で幸福な生活をささえるイノベーションが求められています。このような中、現在最も期待されているのが生命科学を基盤とする分野です。生命科学は今後、あらゆる産業の基盤になると考えられ、そこでイノベーションを起こせる人材が求められています。ただ、そのような新しい社会価値は、生物学、あるいは工学といったひとつの分野だけでは成立しません。むしろ、そのような分野という意識を持たず、関連する物事を自由に吸収できる人材が必須です。そのためにはサイエンスする心が必要です。わが国では科学技術という言葉が用いられますが、科学と技術は全く異なるものです。技術は物事を成立させる方法論であり、そこには分野というものができがちです。一方、科学は、ものの考え方であって本来そこに何の分野も存在しないものです。これからの新しい世界を作り上げるには、サイエンスにより真理を求める心を持つ人材が必要です。

システム生命科学府は、この目的のために、ライフサイエンスに関連する真の研究者を育成することを目指す、九州大学の生命科学研究のハブ拠点です。私たちと共にぜひ、新たな生命科学研究を創生し、新しい世界を切り拓いていきましょう。

九州大学 大学院 システム生命科学府

〒819-0395 福岡市西区元岡744

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